こんにちは、enaです。
コロナウイルスが世界を翻弄してもうすぐ2年になります。
私はコロナ禍のほとんどの期間をオーストラリアで過ごし、2021年春に帰国した時に初めて自己隔離を行いました。
そして今回、韓国で2回目の自己隔離を行いました。
その時に驚いたのは国からのサポートが充実していたこと。
国籍関係なく手厚いサポートが受けられたことに感動しました。
今後ワクチンが行きわたり、隔離が必要ではなくなっていく日が近いですが記録として残したいと思います。
日本での隔離の現実
コロナ禍になって1年後、日本に戻ってきて、ここで初めて日本のコロナに対する対応を目の当たりにしました。
日本で隔離はとにかく出費がすごいのに、金銭的サポートも食事のサポートもない。
こんな時期に海外にいたんだからしょうがないと思いつつも、オーストラリア滞在中も日本政府からのサポートがなかったこともあって、精神的にも金銭的にも苦痛でした。
実際コロナ禍で日本政府からサポートをしてもらったことは一度もありません。
10万円の給付金ももらっていませんし、マスク2枚ももらっていません…(笑)
そんな状況だったので、日本のコロナ禍の対応に関しては全く良いイメージはありませんでした。
憂鬱な気持ち韓国での隔離スタート
日本での隔離の経験から、少し憂鬱な気持ちでした。
しかし到着して、韓国のコロナ禍の入国者への管理体制に驚きます。
コロナ禍の入国審査の内容に関しては過去の記事に詳しく記載しています。
Point1 自己隔離アプリで徹底した管理
日本入国の際にダウンロードを強制されたアプリはほぼ無意味という話を聞いた人もいるのではないでしょうか。
はい、無意味でした。隔離期間一度も利用していません。
今回韓国でダウンロードさせられたアプリはそんな日本のものと全く別物です。
- GPSで位置情報の把握
- 1日2回の健康チェック(アラート付き)
- 自己隔離中、担当の公務員がついているためいろいろと相談しやすい。
日本と比べるとめちゃくちゃ厳しい感じですが、この状況はしっかり管理してもらった方が安心します。
Point2 留学生への手厚いサポート
今回、学生ビザにて入国し、到着ロビーに出ると…
留学生はこちらへと案内されました。
そこでは、通う学校、滞在先などの情報を登録し、自己隔離する人のための専用ページを紹介されました。
ありがたかったのはPCR検査会場までのタクシーをタダで呼べること!
他にも安くプリペイドsimカードや食事の出前を取れたり…
素晴らしすぎるサポートにすでに感動…!
Point3 隔離者専用の公共交通バス、タクシーが利用できる
私はタクシーを予約して移動しました。
2時間ほど乗って、なんと6万ウォン(約6000円)!安い!
日本の時は半泣きで7時間かけて自力で運転して、5万円吹き飛びました。
この時点で徹底した自己隔離者への対応の差がすごい。
Point4 誰でも無料のPCR検査
これがまためちゃくちゃありがたい。
日本だとコロナ感染を疑われる場合のみ無料ですが、韓国は近くの保健所に行けばすぐに検査できます。
そして次の日にはショートメールで結果が送られます。
隔離後も少し気になればすぐに検査できるので安心。
Point5 韓国政府から充実した支援物資の配布
これが届いた時は本当に感動しました。
第1弾は体温計、除菌スプレー、マスクなど
第2弾はなんと食糧!!
隔離を始めて4日後くらいにこれが届きました。
出前文化がめちゃくちゃ発達している韓国なので、食事は心配していませんでしたが、このサポートは金銭的にめちゃくちゃ嬉しい!
しかも結構入ってる!
日本での隔離の時は、田舎での隔離なのでUver Eatsなども全然発達していないし、もちろん国からもなんのサポートもなかったので普通に隔離中に外に出て買いに行くしかなかったです。
日本では家族のサポートなどがない限り完全隔離には出来ません。
当時、「隔離とは…?」と疑問を抱いていました。
Point6 担当公務員によるメンタルチェックとサポート
隔離中に何度か「精神的には大丈夫ですか?」と声をかけていただきました。
メンタル的にきつい人も気にかけてもらえるだけで結構楽になると思います。
希望すれば、日本語でのメンタルサポートも受けられます。
至れり尽くせりですね。
意外と早かった14日間
しっかりと規則が決まっていて、サポートも充実している分、安心して、気持ちも楽に隔離ができました。
何より日本の時とは、隔離の際に飛んでいくお金の量が違ったのでそれも心の余裕でした。
韓国のコロナ対策、サポートは、規制も本当にしっかりしています。
これから韓国に留学する予定の方も安心して過ごせると思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。